「みんなのタイムスタンプ」は“PDF文書に認定タイムスタンプを付与すること”に特化したタイムスタンプ・文書保管サービスです。電子メールやクラウドサービスなどでやり取りした電子取引データへのタイムスタンプ付与はもちろん、スキャナ保存した取引関係書類へのタイムスタンプの付与にも気軽にご利用いただけます。

　より簡単に、より多くのPDF文書をまとめて処理できるよう、「みんなの電子署名」で培ったノウハウをあますところなく注入して開発された「みんなのタイムスタンプ」には、

• 「登録無料で、すぐに使いはじめられる」導入のしやすさ
• 「簡単に使えて、一括処理も可能」な高い操作性
• 「最高水準のセキュリティ」による信頼性
• リーズナブルな料金体系

といった特徴があります。

　電子帳簿保存法の規定する電子データの保存要件を満たしていることはもちろん、2023年10月から開始されるインボイス制度（適格請求書保存方式）で利用できるデジタルインボイス（電子インボイス）にも対応しています。「みんなのタイムスタンプ」は、国が進める「経理の電子化」に手軽に対応するための“新しい選択肢”のひとつです。

　「みんなのタイムスタンプ」で付与されるタイムスタンプは、時刻認証業務認定事業者・セイコーソリューションズ社が発行する「認定タイムスタンプ」であり、電子データの存在性と非改竄性を担保する、信頼性の高いものです。

　2022年に改正された電子帳簿保存法では、取引先との間で授受された請求書や領収書、契約書などの電子取引を電子データのまま保存することが義務づけられました（2023年までは移行措置として、書面に出力しての保存も認められますが、2024年以降は認められなくなります）。

　あわせて電子取引の電子データに関して、

• （1）保存した電子データが改竄されていないこと（真実性の要件）
• （2）保存したデータをいくつかの条件で検索・表示できることなど（可視性の要件）

の二つの要件を満たすことが求められています。※注

　「みんなのタイムスタンプ」は（1）はもちろん、（2）の要件も満たしており、電子帳簿保存法の求める電子取引の電子データ保存に安心してご利用いただくことができます。

　さらに、2023年10月に導入予定の「インボイス制度（適格請求書等保存方式）」においても、適格請求書の電子データ（デジタルインボイス）は、電子帳簿保存法に準じた方法で保存する必要があると定められています。電子帳簿保存法に準拠した「みんなのタイムスタンプ」なら、デジタルインボイスの交付・保存にも安心してご利用いただくことができます。

　文書へのタイムスタンプ付与が必要になったとき、すぐに使いはじめられることが「みんなのタイムスタンプ」の大きな特徴のひとつです。

　アカウント登録時に入力が必要となるのは、お名前、パスワード、メールアドレスと会社名・氏名などのアカウント名だけ。「アカウント登録申込」画面の指示にしたがって入力・クリックしてゆけば、アカウントが作成され、その場で使いはじめることができます。

　もし、すでに「みんなの電子署名」をお使いであれば、「アカウントを有効化する」だけで、「みんなのタイムスタンプ」もご利用いただけるようになります。

　アカウントの登録は無料、利用開始までにかかる時間はわずか1分です。電子帳簿保存法に対応するために、新たに大がかりで高額なクラウド会計システムを導入する必要はありません。すぐに使えるタイムスタンプ・文書保管サービス「みんなのタイムスタンプ」がきっとお役に立ちます。

　使いはじめまでが簡単なら、文書へのタイムスタンプ付与も簡単です。

• （1）タイムスタンプを付与したい文書をホーム画面からアップロード
• （2）「タイムスタンプ付与実行」ボタンをクリック

だけで文書へのタイムスタンプの付与が完了します。

　複数文書へのタイムスタンプ付与を、わかりやすい画面でまとめて行えることも「みんなのタイムスタンプ」の大きな特徴のひとつです。文書のアップロードは1回で最大10文書までを行うことが可能。「タイムスタンプ付与実行」は1回の操作で30文書に対して行うことができます。さらに文書のダウンロードや削除、関連情報の設定などもまとめて行えるようになっています。

　タイムスタンプの付与時刻や文書が改竄されていないかどうかはAdobe Acrobat Readerで確認できます。

　安心してご利用いただけるよう、「みんなのタイムスタンプ」では「みんなの電子署名」と同様、最高水準のセキュリティ対策が施されています。

1. 一般的なSSLによる暗号化通信（https）や、Firewallによる通信ポート制限
2. 不正な侵入を検知・防御するIDS/IPSの設置
3. Webアプリケーションへの不正なリクエストをブロックするWeb Application Firewallの設置
4. セキュリティ専門会社による定期的な脆弱性診断および自社でのアプリケーションの脆弱性診断
5. 保管されたファイルの暗号化保存
6. 保管されたファイルの複数サーバでの保存

　フォルダ管理機能を使って、文書へのアクセス権を設定することも可能です。また、操作ログが記録されており、不正アクセスへの監視対策も万全です。

　料金体系がリーズナブルな点も特徴のひとつです。「みんなのタイムスタンプ」では、

1. PDF文書へのタイムスタンプ付与
2. アップロードした文書の1年以上の保管

が有償でのご提供となりますが、いずれも単価は低く設定されています。

　タイムスタンプの付与にかかる料金は1文書あたり22円（税込。以下同様）。アップロードした文書の保管料金は1年間までは無料。1年経過後は1文書あたり1ヵ月1.1円でご提供しています。タイムスタンプが付与されたファイルは追加費用なしで1年間いつでもダウンロードしていただけます。

　「みんなのタイムスタンプ」には、固定で毎月かかる基本料金などはありません。 “使った分だけお支払いいただく”明快な料金体系なので、気軽に安心して使うことができます。

　タイムスタンプの付与料金は「TSチケット」で、またアップロード文書の1年経過後の保管料金は「保管チケット」でのお支払いとなります。TSチケット・保管チケットともにベクターPCショップで購入することが可能です（保管チケットの販売日程については調整中です）。